エクセルでは入力規則を使用して、セルに対してのデータ入力を、ある一定の基準を設けて制限することが出来ます。
操作方法：入力規則を設定したセルを選択（又は範囲選択）後、[データ]タブ→[データの入力規則]を選択後
ダイアログボックスを表示します。

入力制限したい内容が、どの種別なのかを上の赤枠部分で選択します。
例えば、該当するセルに対して「0〜1000」までの数値以外を入力させたくない場合は。赤枠部分で「整数」を選択します。

上の青枠部分を設定し「OKボタン」をクリックすることにより、該当するセルには「0〜1000」以外のデータを
入力することが出来なくなります。
これが、入力規則を設定する！ということです。上記以外の数値や文字列を入力すると以下のようなエラーが発生します。

上記の設定を、B2セルで行った場合、例えば「1001」という数値を入力した場合、上のようなエラーメッセージが
自動的に表示されます。
上のようなエラーメッセージでは少し不親切です。もっと分かり易いメッセージを出力したければ次のように
エラーメッセージタブを選択後、設定や入力を行ないます。

上図の青枠部分にはメッセージボックスのタイトル文字やメッセージの内容を入力します。
選択するスタイルによって以下のような違いがあります。

・停止の場合

スタイルで「注意」や「情報」を選択した場合、メッセージは表示しますが、「はい」や「OK」をクリックすることにより
警告を無視して入力することができます。

セルに対するデータ入力を、ある一定の基準を設け制限するのが入力規則ですが、入力規則内の「リスト」を
選択することによりセルをリストボックスに変えることが出来ます。
入力可能なデータはリストボックス内に表示されるデータに限られます。

このようなリストボックスを作成するにはリストボックス形式にしたいセルをクリック後、[データ]タブ→[データの入力規則]を
選択して、下のダイアログボックスを表示します。※詳細は下図を参照のこと。

�@予めリストボックス内に表示したいデータをセルに入力しておきます。
�A任意のセルを選択後、[データ]→[入力規則]を選択して、下のダイアログボックスを表示します。
�B「リスト」を選択。
�Cリストデータとして表示したいデータが入力してあるセル範囲（この場合、上記の赤点線の部分）をドラッグします。
※リストボックスを使用することにより、定型データを入力する際にその都度手入力する必要がなくなります。
　しかもエラー対策も兼ねています。